‘妊娠中のこと’ カテゴリー

3人目の妊娠~診察を受けるまで~

体調に異変を感じたのは梅雨明けもまだの、6月半ばの事でした。長女みーは5歳、次女うーは3歳になったばかりの頃です。
正直このまま4人家族で行くつもりだったし、徐々に二人が自分のことは自分で出来るようになってきて、余裕ができてきた頃でした。
本当は兄弟は3人欲しかったのですが、金銭的にも余裕があまり無いこともあって諦めていました。
ですが、この体調の変化は今まで二度経験していたのですぐに何の体調不良か分かりました。そう、妊娠の兆候です。
一番に嬉しいという気持ちが出ましたが、その後は不安が立て続けに襲ってきました。
今でも目一杯の生活。生まれてくる赤ちゃんも大事だけど今いる二人にひもじい思いは絶対させたくない。金銭的に賄って行けるだろうか・・・。
体力的にも二人に振り回されて一杯一杯。これプラス赤ちゃんのお世話が私にできるだろうか?
仕事も辞めないと・・でも収入がなくなったら生活していけない・・・。
今までもほとんど一人での育児だったけど、二人と三人は全然違う。主人は少しは変わってくれるだろうか・・・等々です。喜ばしい気持ちを掻き消してしまうほどに不安な気持ちがいっぱいになりました。
もちろん、産まないという選択肢は私の中にありませんでした。でもこの先今のだんだん安定してきつつあるこの生活がどのように変化し、どれだけ子ども二人に我慢をさせてしまう事になるのか、考えがまとまることはありませんでした。
この不安な気持ちを隠すように、旦那には兆候の話は何もせず自分一人で診察へ行くことに。正直旦那にあまり信用がなかったのかもしれません・・・。

 

 

3人目の妊娠~診察を受けてから~

妊娠の兆候を感じ始めてから約半月後、初診を受けることにしました。
その頃にはもう兆候というより、ほぼ妊娠は確信になっていました。食べつわりです。
診察をうけるのは、上の二人を出産した産婦人科です。先生が怖いけど優しいおじいちゃん先生で、もし三人目を産むんなら先生に取り上げて欲しいと思っていました。
尿検査から始まり、エコー台へ。エコーの時のゼリーのひんやりとした感触は、何度行っても慣れません。
エコーが始まり、そこに写ったのはまぎれもない小さな小さな赤ちゃんの姿でした。
その赤ちゃんの姿を見て、この半年間どうしようどうしようと思い悩んでいたことを、赤ちゃんに対して申し訳ないという気持ちでいっぱいになりました。
だって私はまだ出会ってもいない赤ちゃんに、不安ばかり感じていたのですから。でもこの子は何も知らず私のお腹の中で、すくすくと育っていました。
そしてその赤ちゃんの元気な姿を見て、今まで思い悩んでいたことがバカバカしく思えてきました。
まだまだお金に対しても、自分がやっていけるかに対しても不安はあったけど、どうにかなる!どうにかする!といく気持ちが強く芽生えてきました。
これが母性というものなのかもしれません。私は三人目を二人と同じ様に、育てていく決意をしました。
今まで以上にキツイ思いもするかもしれないし、お金に困ることもあるかもしれない、そして今まで以上に自分の時間はなくなると思います。
でも今まで二人を育ててきて、大変だったけど子ども達にもらったものがたくさんありました。それをまた一から貰うことができるんです。
もちろんどんなに余裕が無くても、堕胎などという考えは一切考えていなかったので、嬉しいという気持ちだけをの残して、その他のゴチャゴチャは綺麗さっぱり産婦人科に置いて帰宅しました。
チビ二人と旦那に報告、大喜びだったのは言うまでもありません。

 

妊娠中の食事

妊婦さんはバランスの整った食事を心がけましょう。
検診に行っても、冊子を貰っても、育児書を読んでもそうどこもかしこも書いています。
でも妊娠するまでは、食事なんてお腹が一杯になればいい・栄養が取れてればいい・とりあえず食べないとくらいにしか思っていなかったので、バランスの取れた食事がどんな物なのか良くわかりませんでした。
深く考えたことも無かったので。でもこんなに色んな所に書いてあるんだからよほど大事な事なんだろうと思い、食事の考え方を妊娠を期に考え直しました。
まずは一日二食だった食事を、朝ちゃんと食べるようにして三食へ。
でも今まで食べていなかった朝ごはんはなかなか体が慣れず、始めは少量しか食べることができませんでした。
でも人間の体って不思議なもので、ちゃんと食べるようになると今度は食べないと一日が始まらないようになるんです。
これで一日三食はきちんと食べるようになりました。そして次に最も重要な、食事の内容。
もともとお肉が好きで、魚はあまり好んでは食べません。しかし赤ちゃんのためには魚も食べないと!と思い、毎日一食は魚を取り入れた献立を考えました。
それに鉄分もとひじきを炊いたり、昆布を使ったり。
6ヶ月で仕事を辞めるまでは、帰ってバタバタの食事作りだったのでとても大変でしたが、仕事を辞めてからは時間があったので、一日中食事のことばかり考えていました。
でも食事に関してこんなに真剣に考える機会がなかったので、とてもいいきっかけになりました。
いい食生活が送れたから、元気に元気な赤ちゃんが出産できたと思っています。

卒乳待たずに 断乳

第二子の妊娠が分かって、みーの初めての試練は断乳でした。
おっぱいが大好きで、ごはんを食べるよりもおっぱい、寝るときもおっぱいがないと寝れないみー。
おっぱいが好きすぎて、哺乳瓶は一切口にしてくれず、完全母乳でここまでやってきました。
でも妊娠が分かって、子宮収縮を起こすので極力授乳は止めたほうがいいと言われ、みーの断乳を決意。
明日の朝からする!と決めた日の夜、おいしそうにおっぱいに吸い付くみーを見て涙が出てしまいました。
こんなにおっぱいが好きなのに、妹か弟の為に我慢させちゃってごめんね。という気持ちと、このおっぱいに吸い付くみーの姿はもう見れないという寂しさから。
こうして、みーと私の断乳戦争が始まりました!
まずは初日。朝起きたみーが一番にする事、それは勝手におっぱいを出して飲む事。案の定寝たフリをしているとおっぱいをモゾモゾ。
ですがもうあげないと決めたからには、あげるわけにはいきません。体を反対に向けてみーの攻撃をかわし・・・
でもみーもすぐには諦めません。そんなこんなを繰り返していると大泣き。そりゃぁそうですよね。昨日までは勝手に出来ていたのに今日はダメって。
起きている間は、離乳食・お菓子をあげたり麦茶を飲んだりで何とかあげずにすごせました。
ですが大変だったのが眠くなって、寝入るまででした。今までは沿い乳で寝ていたので、寝るときには口におっぱいが入っている状態でしか寝なかったみー。
だから抱いた状態で寝るはずも無く、諦めることなくギャンギャン泣きながらおっぱいを求めました。
その尋常じゃない泣き方が可哀想でたまらなくて、何度も心が折れそうになりました。でも、あげない事が愛情と耐えて耐えて。
夜中はあまり泣かせるわけにも行かず、夜中中泣き喚くみーを車に乗せて延々とドライブ。
結果はというと・・・4日間そんな泣かせっぱなしの生活を続け、見事母が勝利しました。完全に粘り勝ちでした。
断乳は我慢の連続で可哀想だったけど、いい事もありました。夜中に何度も起きてたみーがぐっすり寝るようになり、朝機嫌よく起きてくれるようになったんです。
大変で、可哀想だった断乳。でもちゃんと貫いてできてよかったと思いました。

切迫早産で入院

7ヶ月になる頃、お腹のチビちゃんが女の子だと分かり、みーに妹ができる事になりました。
そんな嬉しいエコーの後、「ちょっと張りが気になるからモニターつけてみよう」と先生からの一言。
そーいえば最近みーを抱っこした後とか、張ってるなーって感じることがかなり多くなっていました。でもたいしたことないと気にも留めていませんでした。
ですがモニターが終わって先生から「入院はできるかな?それが出来ないなら自宅で絶対安静」と言われてしまいました。
思っても見ない言葉にビックリ。ついでに張り止めの薬まで処方されてしまいました。
入院なんて、みーと離れるなんて考えられるはずもなく自宅で安静を選択しました。
ですが、遊びたい盛りのみーがいる自宅で安静なんて出来るはずも無く、受診から3日後入院する羽目になってしまいました。
今まで24時間ぴったりだったみーと何日も離れることが悲しくて不安でたまらなくて、同時にお腹の赤ちゃんにも申し訳ない気持ちで一杯でした。
入院生活は、絶対安静で座ることも許されず寝たきり。起きていいのはトイレだけで、24時間点滴を繋ぎっぱなしの生活でした。
みーはというと、仕事人間の主人に見てもらうわけにも行かず、母に全てを任すことにしました。ママがいなくても何か分かっているかのようにとってもおりこうにしていたそうです。
みーにあえない一日はとてつもなく長くて、寂しい一日でした。
そんな入院生活は3週間続きました。みーとは一週間に一回だけ、3回会いましたが、静かに膝に乗るだけで泣きもせずただ寄り添ってくれるだけでした。
退院の日、みーに会いたい一心で急いで家に帰ると、みーは庭でじいじと花に水遣りをしていました。
「みー!!」と声をかけると、泣いて抱きついてくれるという想像だったのですが、何も無かったかのように、そこに私がいないかのようにまたすぐ水遣りに戻ってしまいました。
その後は普通にママ~と来てくれましたが、あの一瞬のみーの顔つき。私の捨てられたと思っていたのか、悲しそうな目でした。きっとすごく寂しかったんだろうなぁ。
近づいてきてくれたみーをギューっと抱きしめ、チュウしまくったのは言うまでもありません。

食べづわり

妊娠初期、ほとんどの誰もが経験するつわり。
私はつわりが比較的軽く、吐くとかはなかったのですが食べづわりに悩まされました。
元々食が細く、たくさん食べる方ではなかったのでこの食べないと気持ち悪い、食べづわりは私にとってキツいものでした。
一度にいっぱいは食べれないから、少量を常に食べている。一日の大半を口に何か入れた状態で過ごしていました。
自分の中のイメージでは、妊娠するとごはんの匂いを嗅いだだけで「ウッ・・・」となって洗面所に走る。そして「あなた、出来たみたい」(笑)
テレビの見過ぎかもしれませんが、これが一番のイメージ。だから食べないと辛いつわりなんて、想像していませんでした。
それは主人も同じでこれがつわりのイメージですから、いつも食べてる私を見てキツそうと感じたことは一度もなかったようです。キツいのに分かってもらえない、それもキツかったです。
そして何より、一番気がかりだったのが常に口に入れるものの内容でした。手っ取り早くお菓子を食べたりもしていましたが、塩分や糖分の摂り過ぎになってしまうし、かといって常に何かを作る気力もない。
炭酸ジュースでお腹を膨らませてみたりもしましたが、やっぱり糖分の摂りすぎだし。かなり悩みました。
悩んだ挙句行き着いた先は、手軽に出来満腹感もかなりあるサラダでした。レタスやきゅうり、とまと等々。
噛み応えがあってお腹も満たされるし、なんと言っても体に悪くない。冬の寒い間は温野菜にして食べました。
サラダは食べ過ぎても罪悪感なんて感じないし、少しの量でお腹が満たされる食べづわりの救世主でした。食べづわりに悩まされている方がいたら、ぜひサラダに頼ってみて欲しいです。

 

禁煙について考えさせられた

独身のころ、タバコをずっと吸っていました。
美容のため・健康のためと何度も禁煙を試みましたが、幾度となく失敗し意志の弱いダメ人間でした。
でも妊娠が分かり、きっぱり止めました。
煙草が悪いものだという事は誰しもが知っています。今までは自分の為に止めようと努力したけどダメで、でも今回は話が違います。
自分のためでもありますが、一番はお腹の赤ちゃんの為です。何としても吸う訳にはいきません。
やはり自分のためだけの時はできなかった禁煙も、赤ちゃんのためだと思うとすぐに禁煙できました。
でもたった一度だけ、妊娠中に喫煙をしてしまいました。
うちは主人も煙草を吸います。かなりのヘビースモーカーですが、私の妊娠を期に量を減らしベランダで吸う様になりました。
ですが常にストックが家にはありました。
主人とたわいのない喧嘩をしてしまった翌日、イライラを抑える為に手を伸ばしてしまったのがその煙草のストックです。
一口吸って・・・おいしい訳がありません。すぐに消しましたが、赤ちゃんに苦しい思いをさせてしまった事と、煙草に手を出してしまった自分が恥ずかしくてなりませんでした。
それからは一度も吸いたいと思ったことはなく、無事に出産も出来ましたがあの時吸った一口はいまだに後悔している一口です。
妊婦さんでたくさんの煙草を吸っている方もいると思います。でも絶対に赤ちゃんは苦しんでいると思います。
出来れば吸って欲しくないです。きっと後悔する日が来ると思うので。

初めての出産まで

長女みーを産んだのは、私が22歳の10月。
それまでは朝から晩まで仕事三昧の毎日だったけど、6月に仕事を退職して専業主婦に。
産休を取らない?と会社から提案してもらったものの、やっぱり一人目はゆっくり向き合って子育てしたかったから退職を選びました。
休みに入ってから、始めは自分の時間がたくさん合って嬉しくて、何しようと毎日うきうきだったけど、次第に時間を持て余すように。
そしてお腹が大きくなるにつれて、やりたいことも出来なくなってくる。それがだんだんストレスに・・・。
主人はそんな私を横目に、仕事に遊びに何の変化もなく、前と同じように生活をしてる。それが腹立たしくて、対立もしばしば。
今考えれば、体に何の変化もない主人にそんなこと言っても通じなかったことが分かります。でもその時はどこかに言わないと収まらないものがありました。
子供服を買いに行ったり、最後の晩餐と称して主人と二人で食事に行ったり・・葛藤は数々あったけど楽しい妊娠生活を送れました。
でもいざ出産が近づいてくると、赤ちゃんに会える楽しみと共に、大きな不安が襲ってきました。
ちゃんと産めるんだろうか?ちゃんと育てて行けるんだろうか?元気に産まれてきてくれるんだろうか?
その不安な気持ちと、妊娠後期には誰もが経験するであろう、体の至る所の不調・痛み・不眠。
横で大いびきをかいて寝ている主人を見て、うらやましく思ったことも。
でもそんなこんなであっという間の妊娠生活は終わり、出産。
言葉では言い表せないほどの痛みと戦って、無事に産声を聞けたときは今まで悩んでた全てのことがちっぽけに思えてなりませんでした。

でもそんな悩み・痛み・葛藤があったからこそ、今みーが可愛くてたまらないのだと思います。
子どもは妊娠したその瞬間から、母を強くさせ育ててくれます。